外出時にサングラスをかけるようにしている。黒い瞳は紫外線を吸収しやすく、浴びすぎによって眼球老化や白内障・緑内障などの発症が懸念されるらしい。
仕事中もプライベートも構わずしているので、時にはスーツと合わせることもある。どこの不審者だろう。
かけるメリットは他にも。
なんと、人間関係の整理ができる。と言ったら大袈裟だろうか。
先日、知人とすれ違った。
そう、友人ではなく知人。ある時期に大変世話になったが、絡まれると面倒臭いタイプ。できれば金輪際接触したくない。察してほしい。
私の前方を歩くその人を見かけた瞬間、「やべっ!!」と思ったのは事実。だが私もそちら側に行かないといけない。
交差点の信号待ちで止まった。どうやって気配を消そうか悩んだのも束の間、その人は何を思ったかこちらを振り返った。
「あ、終わった…」
天に全てを任せるとは、こんな気持ちのことを言うのか。
しかし、その人は私に気づかなかった。横断歩道を渡り、逆方向に歩いて行った。
なぜバレなかったか。勘のいい読者さまならお気づきだろう。
サングラスをかけてたからだ。
目元がちょっと変わったくらいで気付かない(気付けない)程度の人間関係など、私には不要だ。
もっと言うと、どんな格好の私でも気付いてくれる人もいる。そういう方との親しいお付き合いを大切にしていきたい。
一時期、これのニセモノがSNSで話題になりましたね。