今の勤め先は非常によい会社だ。いろんな意味で。
トラブルメーカーが1人だけいる。上司たちが日替わりで指導をするが、一向に治らない。入社2ヶ月、素人の私でさえヤバいと感じる。
どれくらいヒドいかというと、月一の全体朝礼で話題に挙げられるレベルだ(幸い、その場に本人はいなかった)。今後の戦略を練ってたはずなのに、気がついたらその人のトラブル対策の話題になっていた。避けて通れない道のようだ。
あーでもないこーでもない、困ったなぁ、どうしよう…などと一通り話を終えた後、全体責任者のポジションにおられる方の締めの言葉はこうだった。
「我々にもメリットがあると考えましょう。使えない人間の指導を工夫することを通して、自己成長にもつなげましょうよ」
くたびれたビジネスマンが集う自己啓発セミナーの講師が言いそうな、チープなセリフを全体責任者に吐かせるとは。問題児とは確たるものか。恐るべし。使えない、ってはっきり言われちゃってるし。
疑り深い私は「もしかして発達障害?」「実は誰にも言えない悩みがあるのかな…」などと予想してしまう。すべてハズレだろうけど。
悪い人では決してないのだが…。