当然ながら、と言ったらおかしいか。私もポケモンGOユーザーだ。
小学生時代に初代・赤緑版をプレイ済み。マスターボールはフリーザーで使い、ミュウツーの時に泣くパターンがお約束だった。
当時はそれぞれのバージョンでしか捕まえられないポケモン(例:赤→ナゾノクサ、緑→マダツボミ)や、システム上で通信交換しないと入手できないポケモンが必ず存在した(例:初代はオムナイトとカブトの入手に関して、1ソフトにつきどちらかしか選べないようになっている。万が一友人と同じものを選んだら図鑑完成が遠のく)。
ポケGOにはその垣根がない。世代の人間は感激することだろう。
さて、ポケモンGOが先日大幅アップデートされたのはご存知かと思う。
(※ニュース画面のスクショ)
これまで赤緑版のポケモンしか出なかったが、続編の金銀版のポケモンも出るようになった。
つまり、1アプリで4本分のゲームが遊べるようなもの。お得。
増えたのはポケモンだけじゃない
ゲームの世界観やシステムも金銀版にアップグレードされた。
と、いっても既に適用されているものもあるので、金銀版ではじめて導入され且つ今回のアプデに追加されたシステムなどを紹介する。
今回新たに追加されたもの
性別
こちらをご覧いただこう。
今まで外見でオスメスの区別がついていたのはニドランだけだったが、他のポケモンも見分けられるようになった。
この金銀版で追加されたポケモン・ウパーは、ヒゲみたいなものの長さが違う。(左:オス、右:メス)
もちろん既出のポケモンでも同様の違いが見られるようになっており、
お馴染みのラッタもオス(左)とメス(右)でヒゲの長さが異なっている。
中にはオスメスが分かれていても外見が全く同じになっているポケモンもいる。誰がどのように変わったか、観察してみるのも楽しみ方の一つだ。
悪タイプの出現
赤緑版ポケモンにはいなかった「悪タイプ」。既に「かみつく」などの技から悪タイプのことは承知かと思うが、実際に属性を持ったポケモンが出現するのは今回からだ。(ちなみに赤緑版で「かみつく」はノーマル技)
(割と見かけるヤミカラス)
悪はゴーストとエスパーに強く、ゲンガーやフーディンなどの強力ポケモンを封じるのに一役買ってくれる。ヤミカラス以外にもブラッキー(イーブイの特殊進化)やデルビル(進化後のカッコ良さは歴代屈指)など、何体かいるのでぜひ図鑑に収めてほしい。
時計システム(昼夜)の導入
ゲームボーイ時代では画期的だった。時計設定により、電源を切っていてもソフトに内蔵された電池のおかげで時間がリアルに連動して流れるようになった。
ポケGOではサービス開始時から既にあるのでサラッと流してる人も多いだろうが、平成初期のゲーム事情を知る者なら感慨深いだろう。
もちろんこれはゲームにも影響を与えており、あるポケモンの進化と関係するが…。個人的には未確認なので、もし成功された方がいらっしゃれば報告をぜひいただきたい。
赤緑版ポケモンのさらなる進化
赤緑版の一部ポケモンが、金銀版で新境地を開拓する。
(ピンク色の部分がヒント)
ポケGOではアメとスペシャルアイテム、どちらも揃ってないと進化させられないらしい。昔はアイテムだけあればなんとかなったのになぁ…(遠い目)
他にも進化するやつがいるので、赤緑版ポケモンも引き続き育成を。
おわかりいただけただろうか?
今回の大型アプデは、新規には目新しくエキサイティングな、古参には懐かしさで涙を禁じ得ないものとなった。
一時はブームの終了も囁かれたポケGOだが、リリース当初に実装予定とナイアンティック(ポケGO開発した会社)が宣言した未発表サービスがまだまだ残っている。
これからもポケGOの動向に目が離せないだろう。今後も話題が尽きないアプリゲームへと成長してくれることを期待している。
余談:実装済みだけど、実は金銀版ではじめて導入されたシステムや物事
挙げていたら、金銀版全盛期がめちゃくちゃ懐かしくなる…。当時はこれが画期的だったんだ、本当に。実装済みが当たり前の、今時の平成キッズにあの感動はわからないだろう。
さらに余談:本編で最近追加されたらしく、聞かれても詳しく答えられない物事
- フェアリータイプの出現
- 主人公のアバター着せ替え
プリン・ピッピなどのタイプがよく見たら増えてる…。こいつらは永遠のノーマルタイプではなかったのか!?
主人公のアバター着せ替えはポケGOだけかと思ったら…最新作で普通に行われているらしいじゃないか!?
新システムについていくので精一杯だ…。これが「歳をとる」ということか…。