スーパーいわちゃんねる!

人類総岩崎化を目論む岩崎が、全国19万人の岩崎さんと1億人ちょいの岩崎さんじゃない人に向けて更新中。世界よ、これが岩崎だ。

結局、自分が愛するものが至高

 時々話題にする「元上司」のこと。

 

 その人は音楽が好きだった。中森明菜世代。アイドル全盛期に青春を送ったらしい。

 

 時々、思い出したかのように「最近の音楽(歌)は薄っぺらい」と批判した。出張途中にラジオから聞こえる懐メロを、よく口ずさんでいた。レベッカの「フレンズ」がお気に入りだった。

 

 私は最近の音楽世代だから、自分たちのカルチャーが否定されるのは悲しい。

 

 個人的に、昔の音楽(歌)は「秘めた恋」とか「報われない」とかをテーマに扱うことが多く、重苦しいものばかりと感じる。

 最近の方がいい感じに肩の力が抜けてて、穏やかな気持ちで聴ける。今の音楽が至高とまではいかないけれど、少なくとも肌に合ってる。

 

 結局、みな自分が心地よいと思うものが1番。私には私の、元上司には元上司の理想と希望があるけど、互いに相手のものは受け入れられない。

 ここで「どちらが1番か」という話題になればケンカになる。争ったって、疲れて業務に支障が出るだけ。私は特に反論しなかった。

 

 転職先の新しい上司(元上司より10歳くらい上)に、「最近の音楽って薄っぺらいですかね?」と尋ねてみた。

 「薄っぺらいと感じたことはない。歌詞が、何回か聞かないと意味がわからないものが多いけど、何回か聞けばわかるし」と、返答された。