文化とは。
ふと思い立ってググってみたところ、学問によって定義が異なるため「これ!」というものはないらしい。言語によっては文化と教養が同じ言葉で表現されるものもあり、国際基準を設けにくいのが現状なのかもしれない。
発端は、仕事で比較的田舎の国道を走っていたときに「この地域の高齢者って、iPhoneの実物見たことあるんだろうか…」と思ったことである。
ガラケーがまだ現役バリバリの地域かも。最新ガジェットを使いこなすなんてとんでもない。そもそもどこでそんなもの買えるんだ。スマートフォンは若者が持つもの。…と思っているかもしれない。
文化レベルの高い生活、って、なんだ?そもそも文化ってなんだ?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
例えば、最先端の技術に囲まれて暮らすことが文化的生活と言うなら、そんなもの皆無な田舎の人たちは文化的生活が送れてない、ということにはならない。田舎には田舎の文化があり、それに人々が適応して…もしかして、文化の定義にはマクロ的・ミクロ的視点が必要?∠( 'ω')/
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
ここから「文化とはなんぞや」という思考がはじまる。
ちなみに次のアポへの時間調整中に、昼食を取るため立ち寄った道の駅でツイートした。サボっているわけでは断じてない。
文化とは、
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
・共同体の中で培われる
・歴史の深さは関係なさそう
・できたり消えたりするもの
・自然発生する
こんな感じ?∠( 'ω')/
一定の地域にまとまっていることが文化の条件なのか?日本なら日本、仙台なら仙台、みたいな。
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
アニメは日本文化だし、限界集落で代々守られてきた祭事なんてのも文化。参加人数は関係ないらしい。
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
この「横手やきそば」も文化だ。いわゆる食文化だ。おいしい∠( 'ω')/ pic.twitter.com/jqBdkyarff
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
※580円、定食セットもあるそう。
文化は相対的な視点もいる。横手やきそばは秋田県横手市にあるが、他の地域にはない。他にはない、があってはじめて文化は成立する?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
「日本独自の文化」という表現があるが、文化はそもそも独自のものでは?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
横手焼きそばにインスパイアされ、地元・宮城の芋煮文化に視点が切り替わる。
芋煮文化に関して。発端は山形らしいが、宮城に輸入されてからは味噌と豚肉に変化して続いている。漢字もそうだ。元々は中国から入ってきたが、日本独自の読み方と使い方で「日本語」として認められている。文化はパクったあとに変化すれば、その土地の独自の文化となる?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
輸入後に変化するのがポイントだな。変化せずに続けば、輸入元から「ただのパクり」として非難され続ける。
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
文化共有という認識…
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
フォロワーさんから「山形の芋煮=郷土料理、宮城の芋煮=芋煮会という認識?」というご指摘を受ける。
宮城側のわたしは「え!?郷土料理!?そうなの!?」という感想を抱いた。カルチャーギャップ…。
宮城と山形で文化共有している意識はあまりない、という私見。言葉の意味・使い方を含め、芋煮文化の認識は宮城と山形の人で違うのかも。宮城が輸入した時に変えた可能性大。秋保の辺りで山形人が芋煮会してるのを見て、宮城人が広瀬川のあたりでやりはじめたという起源説が有力らしいし… >RT
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
政治、宗教、野球の話題は初対面の人にしない方がいいと言うけれど、場合によっては芋煮の味付けも該当する∠( 'ω')/
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
カルチャーショックなんて言葉があるけど、人の心に衝撃を与える文化的差異があるということは?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
文化を受け入れてる人にとって、その事象は「当たり前」。宮城芋煮では味噌と豚肉が当たり前だから、山形芋煮の醤油に牛肉が受け入れられない。単純に好みと慣れ親しみの問題かもしれないけど…。
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
争いを主目的とした文化はないと思いたいが、文化の違いで人は争う。時として互いの文化を尊重しつつ歩みを進められる、第三の道が求められる。だから「塩芋煮」という、味噌も醤油も使わないものがうまれたのでは?…それって下味だけじゃない?一部で作ってるらしいけど大丈夫?
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
仕事の時間が来たので、ここで思考終了。手元に資料も何もない状態で考え続けるとエンドレスになりそう。わかったことは「文化とは、一言でまとめるのが大変な言葉」であること。
深い…深いぞ、カルチャー。
— 岩 feat. 崎∠( 'ω')/ (@iwama03) 2016年10月21日
次は時間があるときに、学術的な視点も踏まえつつ熟考してみたいと思う。