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「解雇」は会社にも従業員にもあんまりよくないよって話

 今日で仕事を辞める。

 

 

 原因はいろいろあるが、一言でまとめるなら「社長に気に入られなかったから」。中小企業や零細企業にはよくある話だと思う。

 

 この騒動でおもしろい現象が起こった。

 最初は「お前を解雇する!今すぐ出て行け!」と言われた(引き継ぎの都合で拒否した)が、後日「解雇じゃなく、自己都合退職にしないか?」と持ちかけられた。

 社長が猫なで声で「君の将来を考えてだねぇ…解雇はかわいそうと思ったんだよ…。会社としてはどちらでもいいんだけど、ほら、ハローワークに解雇されたって記録が残ると後々不利になるからさぁ…」などと言う。

 

 やむなく退職願を提出し、月末まで在籍させてもらうことになったが、何か違和感を感じた。豹変した社長の態度が不気味というか気持ち悪かった。

 ウワサによると、創業から今日まで30人以上が退職した(※お察しください)とウワサされるこの会社。ワンマンのトップダウンで、自己中心の塊である社長が他人の将来を考えた言動をするはずがない。

 

 「雇用関係助成金」 

 

 雇用されてる側には耳慣れない言葉だ。

 厚生労働省が用意している「事業主のための雇用関係助成金」というものらしい。

 その名の通り、雇用関係の条件を満たすとお金がもらえるという制度。種類は様々。近年、障がいがある人を雇用する企業が多く見受けられているのは、それも影響しているのだろう。

 どうやら、従業員を解雇するとそのような助成金がしばらく受け取れなくなる可能性が高いらしい。参考→雇用関係助成金について~その2~  総務の森助成金の解雇とは、喪失原因3について

 

 恐らく、私を雇った時に助成金もらったか、これから何か申請しようとしてるんだろう。だからあれこれ言い繕って、退職願を書かせてしまえば誤魔化せる、と

 労務士か誰かに入れ知恵されたらしい。小さな会社だし、お金のことは他の社員にも影響あることだから仕方ない…とはいえ、ちょっとセコい。

  ただ、解雇ではなく自己都合退職は、私にとってもそんなに悪い話ではない。解雇になった時のメリットと言えば、失業保険が申請から1ヶ月程度でもらえるくらい

 自己都合だと申請から3ヶ月以上かかってやっと受け取れるが、その代わり「クビになりました」という個人記録が残らない。特に正社員を希望している人は、こちらの方がいいだろう。

 

 もしも、会社から突然「解雇する」って言われたら「助成金もらえなくなりますよ?」って言って、自己都合退職に変更してもらう手もアリかもしれない。そう言われないよう真面目に働くのがベストだけど。

 

 

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