以前の記事で、雑草のごとくどこにでもいる「お局様」の傾向と対策を経験を元に論じてみた。
内容を例えるなら「火事になった時の火の消し方」であって、根本的な「どうしたら火事を未然に防げるか？」には至っていない。今回の話題に置き換えると、「どうしたらお局の発生を防げるか？」 に目を向けなければ、誰がどんなに論じたりレクチャーしても被害者は減らない。抜本的な課題解決に向けた手法を考えなければならない。
まずは「敵を知り己を知らずんばなんとやら」で、お局の心理と言動を表す言葉を考えた結果、「独占欲」「支配欲」というキーワードがピンときた。
とりあえずWebで、2つの欲が強い人の特徴を調べた。ほとんどが恋愛関係の内容だったのにはガクッ…としたが、中には人間関係を円滑にするためのアドバイス記事もあった。図書館に行って専門書も読んでみたいが、時間がなかなか取れないので次の機会に（もしこの記事やリンク先の内容に間違いが見つかったら、その都度訂正を入れる予定）。
そして「支配欲」に関しては、男性ホルモンが大きく関係するとのこと。独占欲も似たようなものだから、今のところは同じと見ている。
ここで、以前の記事からお局の標準スペックを振り返ってみよう。大体が社歴の長いBBAだ。つまり閉経や更年期障害などで女性ホルモンのバランスが崩れている人がお局になる、という仮説を立てた。
こればっかりはどうしようもない。生物（ヒトのメス）として生きる以上は誰もが4～50代で経験しなければならないし、環境や精神衛生状態によるものではなく加齢によって起きる現象だ。「閉経も更年期障害も一時的なもの。病気じゃないから治療といっても服薬くらいしか…終わるまで耐え続けるしかない」とウチの母が言っていた。
お局の発生を防ぐのは…無理だ。
私が出したこの結論には絶望しかないが…だってそうなんだもん（泣）。
お局様で悩む皆さん、絡まれたら「あ、この人今ホルモンバランスが安定してないんだ。辛かろうに…」と思い、寛大な精神と適度な距離感を保てるようにしよう。それしかない、マジで。
